5極管3結コンパチ・シングルアンプ

2005年2月26日 作成

5極管の3結は、3極管特性を示すことで知られている。

6L6族は種類が豊富で中国産やJANを秋葉原の球屋で手頃な値段で出回っている

6GA4は、東芝が出した音のいいGT3極管であったが、今はお店で見つけるのは難しいが、足はコンパチである。
ただし、内部で@ーDが接続されているので、6CA7を使った後は、結線を外しておくのを忘れないように注意。

あり合わせのパワートランスを使ったので、プレート電流90mA(2本分)、ヒーター容量が3A(2本分)で制限される。

バイアス調整は、C電圧を調節する。監視は電圧計で行う。

最大出力は、2Wattと小さいが、残留ノイズも0.4mVと小さいため、静かにマイルームで聴くのに適している。
孫が生まれたので、真空管に触ってやけどをしないようにボンネットを追加した。

回路図
上面
電圧計の黒ポチは40mAを示している
背面
あり合わせの部品で組んであるが、カップリングコンデサ(ダイダイ色)は奮発した
全景
接続はメタコネを標準としている
オンネットを装着
特性
項目 特性値 画像、備考
残留ノイズ 0.4mV
f 特 20Hz -2dB 石のアンプに比べて見劣りするが、ノンNFBである。
200Hz 0dB
2kHz 0dB
20kHz -4dB
最大出力 2kHz 2Watt RL=8Ω
矩形波 1kHz

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