EQ AMPrev1

2003/11/02更新

NF型式かCR形式かは、数十年前に議論があった。SN比の点では、NF形式が優れている。マランツ7マッキントッシュC-22もNF形式である。
しかし、アマチュアの議論の中には、CR形式の方が、音が伸びやかであるとか、抑制されていないとか賛美する向きがあり、理屈抜きに挑戦の意欲をそそられた。

どなた様かの回路をイミテーションし自分なりの工夫を加えた。

工夫1,真空管はテレフンケンのECC303S-ECC801Sか、ジーメンスのE83CC-E81CCを使う。

工夫2,電源は別電源とするとする。

工夫3,カップリングコンデンサーは、STXLを使う。

工夫4,DL-102入力に入力トランスTAMURATK-20を挿入、負荷としてDL-102でシャント。

結果1,真空管は、ノイズの音質面で、ジーメンスよりテレフンケンの方が良い

結果2,MC(デンオンDL-103)ダイレクトは苦しい。音がやせるし、さすがに暗騒音が聞こえる。ステップアップトランスFTR-3を使用

結果3,MC(オルトフォンMC-30s)は、ステップアップトランスMT−10MkUを使用。

回路図

正面写真(DL−102を入力シャントに使用。外付けで見えるようにした。)

内部写真(プリント基板に真空管を配置)

カートリッジ結線図

オルトフォンMT-10MkU結線図

オーディオのホームへ