STAX イヤスピーカードライバー SRM-212 バッテリー式電源
2012.10.28
■STAX イヤスピーカーの音は素晴らしい。通常は自作の真空管式で聴いているが、
入院時に購入したシステムのSR-003のドライバーユニットも小さくて特性もよく優れものである。
しかし、電源が外部電源で、印象がよくない。
そこで、付属の外部電源に替わる電源を、バッテリー式で作成した。
■回路図
通常は充電しっぱなしで、使用時は放電状態にして、商業電力から切り離す。トリクル充電とする。
トリクル充電 は二次電池の自然放電を補うために、絶えず微小電流により充電する方法である。
回路は、秋月電子通販のホームページより充電キットの回路図を拝借。

■外観
在庫品のオンパレード。メーター、ランプ、SW、メタコネ等余り品なので種々雑多。

■結果
SRN-212に接続して残留雑音を比較してみた
| 項目 | L-ch | R-ch | 電源の種類 |
| 最大出力 | 280Vrms | 280Vrms | |
| 残留ノイズ | 7.5Vrms | 5.5mVrms | 付属外部電源 |
| 18.0mVrms | 16.0mVrms | 自作DC電源 | |
| 13.0mVrms | 12.0mVrms | 乾電池(単1×8個) | |
| 18.0mVrms | 16.0mVrms | 鉛蓄電池 |
結果的には、付属の外部電源がベスト。
聴いた感じは全て同じ。