National Semiconductor 社 LM-3886 使用4ch Power Anp

2009.10.24作成
2016.3.2更新

LM-3886は、気に入っているパワーICなので、マルチウェイシステムのメインアンプとして、4ch分1個の箱に納めた。

正面パネル VUメータ(TEAC用保守部品)を4ch分装着。+3dB=5Vrms(8Ω負荷で3watt相当)に調整
4chを独立作成して配置。パワートランスは1台とし、電源回路は2回路独立させ、No.1,No.2とNo.3,No.4に振り分け
背面 4ch分を独立に入出力。パラレル運転可能にして、mono⇔stereo操作で2chアンプ。
No.1,No.2アンプ 既成の4mm基盤を使用 オレンジ色は入力コンデンサ(0.1μF)  No.3,No.4アンプ
パワートランスは、ノグチのPower Max(24V 3A×2)

回路図

特性

CH f特 (−3dB) 出力(8Ω負荷) 残留雑音
1 15Hz 50kHz 10V以上 0.2mV
2 15Hz 50kHz 10V以上 0.2mV
3 15Hz 50kHz 10V以上 0.2mV
4 15Hz 40kHz 10V以上 0.6mV

No.4chだけが残留雑音0,6mV スピーカーからの雑音は気にならずこのまま。

VUメーター感度 
VUメーター指示値 実数(Vrms)  見直し
+3dB 5  
0dB 3.8 2.8 
-6dB 2.8  
 

感度調節を+3dB=5Vrms(約3watt)にしたが、常時リスニング音量ではメーターは動かず。
見直しで0dB=2.8Vrmsとしてもメーターは動かず。小出力で室内では充分な音量が出ている。

JBLのシステムがLE-14Aで93dB/watt(1m)であるから、出力が1wattも出ていない。

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