JBL-Alpair7 4Way MFB付き スピーカーシステム

2015.1.1作成

■特徴
スピーチレンジに音の良いAlpair7を置き低域のJBL LE-14Aにブリッジ式MFBをかけた
スピーチレンジと高域をチャンネルディバイダー方式とし4way3channelとし、LCネットワークによるATTを省いた。
高域のLCネットワークは、Cのみ生かし、直流のスピーカーへの入力とポップノイズからのスピーカー保護を目的とした。
MFBはスピーカーの加工なしのブリッジ式に期待したが、MFB量は3dB(100Hz)で効果は判別し難い。気休め程度である。

■システム図

 システム図    
 システム構成  
帯域  スピーカーユニット   周波数帯域  ネットワーク/チャンネルデバイダー  fc  ドライバーアンプ
 ツイーター  JBL 077  8kHz~  CORAL製12dB/octLCネットワーク  8kHz  LM3886#1
 スコーカー  JBL LE-85  3kHz~  自作CR型6dB/oct+自作6dB/octLCネットワーク  3000Hz  LM3886#1
 スピーチレンジ  Alpair7  300Hz~3kHz  市販CR型6dB/oct+自作CR型6dB/oct  300Hz,3000Hz  LM3886#2
 ウーファー  JBL LE-14A  ~300Hz  市販CR型6dB/oct  300Hz  LM3886 MFB付

■特性

MYSpeakerによる測定

 周波数特性(サインsweep)  
 周波数特性(クロマチックsweep)  
 高調波歪特性  
 単発サイン波応答  

■トーンバースト波による過渡応答

 入力波2波     100Hz入力波
 
 応答波               100Hz応答波
  
 50Hz応答波  200Hz応答波
   
 400Hz応答波  800Hz応答波
   
 1600Hz応答波  3150Hz応答波
   
 6300Hz応答波  10000Hz応答波
   

■結果の評価

➀f特は総じてフラットに調整出来た
➁400Hzまでのトーバースト波はまあまあ
➂MFBの効果は見受けられない
④800Hz~3150Hzの立ち下がりは制動が利いていない
⑤6300Hz~トーバースト波の判別付かない。MySpeakerに於けるサインショット波の出方と異なる。
ホーン型スピーカーの限界かあるいは高域に於いては過渡応答が無意味なのか。

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