2024.12.10

Auratone 修理

Auratone2個をヤオオクで落札。

現状は、1個はセンターキャップにヘコミ、更にコーン紙に破れあり。
エッジが2個ともコチコチで低域が出ていない。

修理：
①エッジの軟化：
ブレーキオイルをエッジに塗布して軟化。3日間3回塗布。
ブレーキオイルはYAMAHA(ヤマハ) ヤマルーブ ブレーキフルードDOT4/BF-4を使用
②コーン紙の修理：
・コーン紙の破れ、裏から半紙を当て接着剤で固定
接着剤はNORTHWEST TRADING（スピーカー専用ダンプ剤兼接着剤　WD-32）を使用
・センターキャップのヘコミは針でセンターに穴を開けて引っ張りあげて成形し、あ穴を上記接着剤で塞いだ。

修理後  外観    
修理前  f得
White noise		    
修理前  f得
Chromatic		    
修理前  f得
Sine sweep		    
修理前  Distotion    
修理前  Sine Shot    
修理後   f得
White noise		    
 修理後   f得
Chromatic		    
修理後   f得
Sine sweep		    
修理後  Distotion    
修理後   Sine Shot    

■評価
１，エッジの軟化の効果はやや低域が豊かになったが、周波数特性では200Hzまで使える
２，コーン紙のヘコミや破れは、周波数特性にも歪み特性にも影響が出ていない
３，AURATONEの性格として低域を求めるのは無理で、200Hzより上の中域髙域として使える